仁左衛門 六月大歌舞伎で復帰!リハビリで順調に回復

[ 2014年4月4日 05:30 ]

歌舞伎俳優の片岡仁左衛門

 右肩腱板断裂の手術を受け、昨年11月から休演している歌舞伎俳優の片岡仁左衛門(70)が東京・歌舞伎座「六月大歌舞伎」(1日初日)で舞台復帰する。松竹が3日発表した。

 演目は「お祭り」(昼の部)。鳶(とび)頭松吉が「待っていたとはありがてえ」と威勢を張る舞踊劇。93年にも大病を患い舞台から1年間遠ざかり、その復帰も「お祭り」だった。

 「新しい歌舞伎座が誕生して大事な時期に長い間、舞台に立てなかったぶんを取り戻すべく、精進していきたい」とコメントした。

 右肩腱板断裂は右腕の骨と肩をつなぐ腱板が損傷する病気。手術後、リハビリに励み順調に回復した。また、同公演の「蘭平物狂」(夜の部)では、尾上松緑の長男・藤間大河(8)が三代目尾上左近を名乗り初舞台を踏む。

続きを表示

2014年4月4日のニュース