BPOが配慮求める 性的表現あるアニメで、MXとサンテレビ放送

[ 2014年3月14日 19:01 ]

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送と青少年に関する委員会」は14日までに、東京MXテレビとサンテレビ(神戸市)が午後10時台に放送した性的表現のあるアニメ番組について「児童、青少年の視聴に対する配慮は時間帯を超えて常に必要だと留意してほしい」などとする考えを公表した。

 審議されたのは「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」。両局は1月から午後10時台に放送を始め、2月以降は未明に放送している。

 同委員会は刺激の強い性的表現が複数あったと指摘。民放連では特に午後5~9時は児童の視聴に配慮するよう求めているが、同委員会は「午後9時を過ぎれば配慮する必要がなくなるわけではないと十分認識してほしい」と要望した。

 東京MXテレビは「青少年に対し配慮を行うべき時間帯だったと反省している」、サンテレビは「今後は番組内容を厳しく精査し、配慮していきたい」とコメントした。

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2014年3月14日のニュース