「ミラーマン」の石田信之 がん告白…仕事が「生きる希望に」

[ 2014年3月14日 11:53 ]

がんであることを明らかにした俳優の石田信之

 俳優の石田信之(63)が13日夜にブログを更新し、がんであることを告白した。大腸がんが既に転移して肝臓がんとなり、また、胃がんも見つかった報告した。医師からは「ステージ4」と診断され、今月3日には8時間に及ぶ大手術を終えたという。今後は治療を続けながら、仕事を続けていくと前向きにつづっている。

 石田が「まさかの…癌です」というタイトルで更新したブログは壮絶な内容だった。前回のブログでは体調不良でブログを休止するとしていたが、まさかのがんが石田の体を蝕み、入院、手術を経験していた。

 石田が体調不調を感じたのは1年前。「骨盤に変な痛み鈍痛?の様な痛みがありました暫くほっといたら治ったり痛くなったりまーこんなこともあるかな?程度でした」と振り返った。そして今年1月。病院に行きそびれていた石田は「娘に首に縄を付けられ掛かりつけの病院へ…」。そして宣告されたのががんだった。

 「青天の霹靂と言うかまさか、自分が?と言う気持ちとあぁやっぱりね、と言う気持ちと…T先生はハッキリしていて娘が「良性ですか?」ときくと「悪性です。」気持ちの整理がつかないまま、次から次へ話しが進んでいきました。「手術は急がないとギリギリのラインです。」と2月26日~入院して3月3日ひな祭りの日に手術することになりました」と当時の心境をつづっている。

 しかし、石田は娘の言葉に励まされる。「今の医学は進んでるから大丈夫!」と言われ「確かに余命を言われたわけでもないし、何とかなる戦うしかない!と言う気持ちになりました」。

 手術は夜9時から始まり8時間を要した。「後で聞いた話しですが、とにかくインベーダーは、大きかったそうです」とし「まだ肝臓と胃が残っていますが、治療しながら仕事は続けたいと思っています。本当にそれが、生きる希望につながっています」と前向きで「今のところ一時退院して自宅に帰ってきています、今月中にまた胃癌の方を検査し手術するかもしれません」。

 石田は1970年、TBS系人気ドラマ「柔道一直線」でデビュー。1971から放送された特撮ドラマ「ミラーマン」の鏡京太郎役で知られる。

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