小芝風花 香港で「魔女の宅急便」大人気「外国だと平気」

[ 2014年3月14日 07:40 ]

映画「魔女の宅急便」のキャンペーンで香港を訪れ、名物の二階建てバスで市内を周遊する小芝風花

 女優の小芝風花(16)が13日、香港で主演映画「魔女の宅急便」のプロモーションを行った。特別上映会では広東語であいさつし、現地のファンの歓迎を受けて「うれしい」と大興奮。初めての海外キャンペーンに大きな刺激を受け「語学を勉強して、いろいろな国で活躍できる女優になりたい」と飛躍を誓った。

 小芝は魔女の衣装にほうきを持った劇中そのままの格好で、香港屈指の繁華街である九龍地区の弥敦道(ネイザンロード)に登場。名物の2階建てバスで街中を巡ると、道を歩く人は驚きの表情。「この格好で外に出るのは日本では恥ずかしいけど、外国だと平気」と笑顔で満喫した。

 前日12日に香港入りし、夜に特別上映会とイベントを開催。会場には地元メディア約50人が集まったほか、熱心にカメラを向ける男性ファンの姿も。宮崎駿監督(73)のアニメ版は香港でも大ヒットしたため実写版に注目が集まっており、小芝の人気は急上昇中。「我是小芝風花(ウォーシー、シャオリーフォンファー)」と広東語で自己紹介すると、「キキ!可愛(ホーオイ)!」と掛け声が飛び、「日本よりもファンの方との距離が近くて楽しかった。外国ならではなのかな」と喜んだ。

 約20媒体の地元メディアのインタビューも受け「緊張しました。言葉の壁は高かった。キキのように魔法が使えるなら、いろんな国の言葉をしゃべれるようになりたい」と切望。清水崇監督(41)が「好きな外国映画を字幕なしで何回も見ていると、自然と言葉を覚えられるよ」とアドバイスすると「やってみます!」と奮起していた。

 4月17日の香港での公開を皮切りに、台湾、シンガポール、ベトナム、インドネシア、スペイン、ドイツでの公開が決まっており、「ぜひそれぞれの国に行って、自分の言葉であいさつしたい」と大張り切り。映画デビュー作での海外キャンペーンの経験は刺激になったようで「香港でも映画に出てみたいし、いろいろな国で活躍できる女優になりたい」と夢を膨らませた。

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2014年3月14日のニュース