大島優子、石巻市を訪問「心の笑顔を作ることが私たちの使命」

[ 2014年3月11日 22:29 ]

黙とうする大島優子ら、石巻を訪れたメンバー

 AKB48の大島優子(25)が11日、自身の公式ブログを更新。東日本大震災から3年が過ぎたこの日、仙台出身でグループ唯一の被災メンバーである岩田華怜(15)らとともに宮城県石巻市を訪問したことを報告し、その胸中をつづった。

 大島は「3年という月日が過ぎて行く中で、ふるさとを失った方々はどんな想いで今日を迎えたのかな」と被災者を思いやり、「同じように活動しているメンバーのふるさとに起きたこと、と思うとより胸が苦しくなり、まったく同じ気持ちを共有することができない歯がゆさを持ちつつ、涙を浮かべていた華怜に何の声もかけられなかった」と複雑な胸中を吐露。

 現地で見た津波の高さが表記された柱について「驚きと恐怖とおぞましさを感じました」と自然の力への畏怖を表現しつつ、「黙祷をする時には心の中で『もう二度と。』という言葉を繰り返し唱えていました」と振り返った。

 この日の復興支援特別公演では自身の卒業ソングでもある「前しか向かねえ」など16曲を披露。大島は「ライヴ終わりのハイタッチで『楽しかった』という言葉を何回ももらった時に私たちが出来ることはこれだ。これなんだ。と改めて思いました」と、自身ができることを再確認。「心の笑顔を作ること、これが私たちの使命。今日見た沢山の笑顔と言葉をずっと覚えていようと思います」と誓った。

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2014年3月11日のニュース