開催中の「3.11映画祭」で黙とう 次の一歩考えるきっかけに

[ 2014年3月11日 20:20 ]

震災関連映画を上映する「3.11映画祭」で、東北地方に向かって黙とうする来場者ら

 震災関連映画32本を東京・外神田のアーツ千代田3331で上映中の「3.11映画祭」で11日、来場者ら約80人が黙とうをささげた。

 コーディネーターの高村陽子さん(33)は「映像は強いメッセージがあり、多様な視点を紹介できる。地震から3年たち、次の一歩を考える時期。そのきっかけになれば」と話した。

 この日は「津波のあとの時間割~石巻・門脇小・1年の記録~」(監督青池憲司)など2本を上映。

 被災者やペット問題、原発事故などをテーマにした映画を30日まで上映中。岩井俊二監督の「friends after3.11」(20日ほか)や、中田秀夫監督の「3.11後を生きる」(15日ほか)などが上映される。

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2014年3月11日のニュース