岸谷香 長男に“最後”の弁当「六年間で一番ゴージャスなメインを!」

[ 2014年3月11日 18:05 ]

岸谷香

 シンガー・ソングライターの岸谷香(47)が11日、自身のブログを更新し、4月から中学校に入学する長男のために「最後の弁当つくり」を行い、9年間にわたる息子への弁当作りを振り返った。

 冒頭「今日、チビゴが、小学校生活、最後のお弁当を持っていった」とつづり、最後の弁当作りをしたことを明かした。

 「幼稚園の時は『三年間、毎日残さず食べてきてくれて、ありがとう』と、メッセージカードを忍ばせたもんだが、思春期の今となっては、そんなことしようもんなら、カードを隠したい一心で、お弁当ごとひっくり返してしまいそうなので、心を鬼にして、カードはやめた」とまるでガス会社のCMにあった母と息子の弁当がつなぐ“絆”のごとく、去来してきた息子への思いをつづった。

 最後の弁当の献立は「卵焼き、ブロッコリー、人気の高かった、レンコンのきんぴら、彩りは、やはりトマト。たまたまあった、湯葉の煮物」と手際良く決めたもようだが、メインとなるおかず作りには「定番の、鳥や魚の唐揚げや、天ぷら、、、うーん。。。いまいちピンとこない」と頭を悩ませた。悩んだ挙げ句、「よし!では、六年間で一番ゴージャスなメインを!・・・と、滅多に私は使わない、牛肉があったので、サイコロステーキにしました」と息子への弁当作りのトリを飾るメインを決めた。

 息子の幼稚園3年と小学校6年間の弁当作りを振り返り、「いろいろ、手抜きはしました」と前置きし、「お茶漬け弁当や、蕎麦弁。仕事で、朝、キツいときは、鳥むね肉を、甘辛醤油味に、何枚か煮ておいて、朝、もいかっかいグツグツして、ご飯に海苔敷いて、薄くスライスした鳥とブロッコリーとトマトで、キジ丼風、鳥飯、が、二日間とか」と自ら手掛けてきた弁当を思い返した。

 弁当作りの始まりを振り返り「『私は、子育てを満喫したくて、音楽の仕事を、わざわざやめたんだから、手を抜かず、一生懸命やろう!それが、私の音楽を待ち続けてくれる人たちへの、私の誠意だ』と思ったからなんだよねー」と育児をしっかりやることが関係者やファンにも通じるという想いも明かした。

 岸谷は「ま、ママが、例え、夕飯がチャーハンや炊き込みご飯だけの日があっても、出来合いのものは、出さない人だったからね。母はやはり、子供のバイブルだね。手抜きは、バレないよーに、うまくやろうぜ」と同じ子を持つ母親たちに向けてメッセージを送った。

 また、3年前の「3月11日」にも言及し、「あ、もう間もなく、東日本大震災の起きた時間だね。今、沢山の涙を流している方々、そして、命を落とされた、たくさんの方々に、黙祷(もくとう)を捧げます」とメッセージを送り、「私たちは、命ある事に感謝して、一生懸命生きていこう。合掌」と締めくくった。

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2014年3月11日のニュース