ルー・リードさん死去、71歳…米ロックの大御所

[ 2013年10月28日 07:12 ]

ルー・リード氏(2012年撮影)

 米ロックミュージシャンのルー・リード氏が27日、米ニューヨーク州で死去した。71歳。AP通信が伝えた。今年、肝移植を受け、最近は健康状態が不安定だった。

 バンド「ベルベット・アンダーグラウンド」の主要メンバーとして60年代以降のロック界に多大な影響を与え、「ロックの大御所」とも呼ばれた。その後ソロで活躍し、デビッド・ボウイのプロデュースで出した「トランスフォーマー」のほか「ベルリン」「ニューヨーク」などが注目を浴びた。

 ニューヨーク・ブルックリン生まれ。中流階級の家庭で育ったが、学校を嫌い、親と対立した。シラキュース大学在学中は文才を発揮し、その後作曲活動を本格化させた。(共同)

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