仁左衛門11月以降休演へ 右肩を手術「心の痛みもひとかたではありません」

[ 2013年10月4日 18:37 ]

 松竹は4日、歌舞伎俳優の片岡仁左衛門(69)が右肩の手術を受けるため、11月の東京・歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」公演と11月末から12月にかけての京都・南座「吉例顔見世興行」を休演すると発表した。復帰の時期は未定。

 9月末に、腕の骨と肩甲骨をつなぐ腱である肩腱板の断裂と診断されたという。歌舞伎座の10月公演に25日まで出演し、その後、手術を受ける。

 仁左衛門は「昨年より痛めていた右肩が悪化し、早期の手術と長期の療養が必要となりました。歌舞伎界にとって大切な時期に非常に残念で、心の痛みもひとかたではありません」とのコメントを発表した。

 11月の歌舞伎座公演は中村吉右衛門、中村梅玉らが、南座公演は片岡愛之助らが代役を務める。

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2013年10月4日のニュース