堺雅人 半沢“ラストシーン”「一生忘れない」「狂気の沙汰」

[ 2013年10月4日 20:55 ]

「ぴったんこカン★カン」にゲスト出演した堺雅人

 俳優の堺雅人(39)が4日放送のTBS「ぴったんこカン★カン」(金曜後7・56)にゲスト出演。最終回(9月22日)に民放ドラマ平成1位の視聴率42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した大ヒット主演作「半沢直樹」の撮影秘話などを披露した。

 俳優のバラエティー番組出演はドラマや映画の事前番宣が通例で、作品が終了してからは異例。

 半沢の出身校・慶応大学の三田演説館を訪れ、原作者の池井戸潤氏(50)福澤克雄監督(49)との対談が実現。名シーンを挙げた。

 堺は最終回、天敵・大和田常務(香川照之)を土下座に追い込む最後の会議の場面を「一生忘れないと思います」とピックアップ。台本が厚く驚いて数えてしまったほどで、その数21ページ。演じると25分かかるシーンをリハーサルを含め10回ほど行ったという。

 現場の集中した雰囲気を「狂気の沙汰」と表現した。

 香川が土下座をすれば終わるシーンだが、やればやるほど間(ま)が長くなっていき「この人、一生土下座しないんじゃないかなって」と笑った。

 「生半可な気持ちだったら、ああいうお芝居はできなかったと思うし、香川さんのお芝居があったからできたし、周りにいる大先輩の方たちの視線がないと、あそこまでいかなかった。あのシーンはいろんな人にお礼を言いたいです」と感謝した。

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2013年10月4日のニュース