読モ4人組バンド「サイレントサイレン」問い合わせチャート初1位

[ 2013年8月3日 06:12 ]

月間問い合わせチャート1位 を獲得、人さし指を立てて喜ぶ「サイレントサイレン」(左から)あいにゃん、ひなんちゅ、すぅ、ゆかるん

 全員読者モデルの4人組女性バンド「サイレントサイレン」が結成3年で初の1位を獲得した。

 1日に発表された有線放送「キャンシステム」の7月度J―POP月間問い合わせチャートで新曲「ビーサン」(14日発売)が首位に初登場。これまでの主要な音楽チャートでは、今年2月24日付のオリコンデイリーチャートで記録した10位が最高位だっただけに、メンバーは喜びを爆発させている。

 同曲は夏にぴったりのさわやかなロックナンバー。関係者によると、全国のビーチでも繰り返し流れており、首位獲得を後押しした。

 10年の結成以前から読者モデルとして同世代の女性人気は高かったが、最近は広い世代にもバンド名が浸透し始めている。その要因がバラエティー番組への進出。この中で、ドラムのひなんちゅ(22)が和太鼓リズムゲーム「太鼓の達人」に挑戦し、見事な腕前が話題に。キーボードのゆかるん(24)も体の柔らかさで共演者を驚かせ、認知度を広げた。

 朗報を受けた2日、ベース担当のあいにゃん(25)は大喜び、ボーカルのすぅ(20)は「自分たちも自信をもって出せる曲なので、これを機に(略称の)サイサイを知ってくれる人が増えてほしい」と歓喜の声。リーダーのひなんちゅも「今後もいろいろな1位を獲れるようにビッグになっていきます」と抱負を語った。最後は4人で「祝1位!」と人さし指を立てて一層の飛躍を誓った。

 ▽キャンシステム月間問い合わせチャート 10年2月から2カ月連続で1位を獲得したのが植村花菜(30)の「トイレの神様」。もともとアルバム収録曲だったが、同11月にシングル化されロングヒット。09年8、9月に首位だった「春夏秋冬」を歌ったヒルクライムは同年の日本レコード大賞新人賞を受賞。最近の首位曲では沢井美空(19)の「指輪~あたし、今日、結婚します。~」が新たなウエディングソングとして浸透。

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2013年8月3日のニュース