「歌ネタ王」ファイナリスト決定!嘉門達夫 矢野号をライバル指名

[ 2013年4月28日 10:19 ]

 MBSテレビで5月18日に放送される笑いと音楽を融合させた新たなお笑いコンテスト「歌ネタ王決定戦2013」決勝大会のファイナリスト10組が27日、同局の情報番組「せやねん!」(前9・25)内で発表された。歌手生活30周年のベテラン・嘉門達夫(54)から芸歴1年のキンタロー。(31)まで個性豊かなメンバーが進出。賞金500万円をかけて火花を散らす。

 出場全1289組中、10組という決勝の狭き門。優勝候補のAMEMIYA(34)や賞レース決勝の常連組が落選する中、モテない男の妄想ラブソングで爆笑を誘う「どぶろっく」や、矢沢永吉らのマニアックなモノマネが人気のマキタスポーツ(43)らは、手堅くファイナリストの座を手に入れた。

 そんな実力派のマキタスポーツらも、会見で「歌ネタ界のレジェンド」と敬意を表した嘉門が、今大会のライバルにあげたのが無名の芸人・矢野号(27)だ。予選ではメトロノームを使ったネタで観客の爆笑を誘った。まさかの指名に、矢野号は「え、ピンとこない。中学の時から(嘉門の替え歌を)聴かせてもらってたんで。どうしたらいいですかね」と恐縮した。

 2005年からコンビで活動していたが売れず、3年前にピン芸人に転身した。父親が年商60億円の和菓子メーカーを経営していたという“御曹司”で、「スーパーでよく売ってる水色の容器に入ったわらび餅を開発したのは、うちの親父です」と明かし、驚かせた。

 また、吉本新喜劇で活躍する「すち子&真也」も決勝に進出した。すち子は新喜劇でのすっちー(41)の女役。司会で新喜劇座長の小籔千豊(39)は「快挙や!」と絶賛する。3月に新喜劇の出番に遅刻したすっちーは、けじめとして5月14日から28日間の“謹慎”を決めていたが、「決勝まで行ったら、もうええやろ。恩赦や。謹慎解くか、給料上げてもらえ」と小籔に言われ、「ほんまですか!」と笑顔。さらに、「真也がそろそろ彼女との結婚考えてて、500万円取ったらぐっと近づく」と優勝を夢見ていた。

 この日は決勝(ファーストステージ)の出番順抽選も行われた。決勝の模様は同局で午後2時から生放送される。

 ◇「歌ネタ王決定戦2013決勝大会」ファイナリスト 2700、アイロンヘッド、どぶろっく、キンタロー。、すち子&真也、阿佐ヶ谷姉妹、ななめ45°、矢野号、嘉門達夫、マキタスポーツ

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2013年4月28日のニュース