キムタク主演「PRICELESS」16・9%発進 今クール3番手

[ 2012年10月23日 10:14 ]

 22日にスタートした「SMAP」の木村拓哉(39)主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~」(月曜後9・00)の初回平均視聴率が16・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが23日、分かった。初回は30分拡大で放送された。

 木村が主演を務める民放の連続ドラマで、初回で20%を割り込むのは初めて。

 今月スタートの民放連続ドラマでは、人気刑事ドラマの最新シリーズ「相棒season11」(テレビ朝日、水曜後9・00)の初回19・9%、米倉涼子主演の医療ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日、木曜後9・00)の初回18・6%に続く、3番手という厳しいスタートとなった。

 同時間帯に日本テレビが中継した「プロ野球 セ・リーグクライマックスシリーズ第6戦」が中継を約30分延長し、20・1%の高視聴率を獲得していたことも影響したとみられる。

 木村が同枠に出演するのは、2010年5~7月に放送された主演作「月の恋人~Moon Lovers~」以来で、約2年半ぶり。大手企業の中間管理職として人生を順調に歩んできた主人公が、身に覚えのない罪で会社を追われ、同時に住む家と携帯電話も失い、都会の難民に転落。無一文となりながらも、さまざまな出会いと自身の前向きな性格で少しずつ前へ進んでいく姿を描くコメディー。

 共演は頼りない上司役の中井貴一(51)、ヒロインの経理部社員役の香里奈(28)、主人公を追い詰めていく社長役の藤木直人(40)、後輩社員役の「Kis-My-Ft2」の藤ケ谷太輔(25)ら。

 初回は、「ミラクル魔法瓶」という会社で企画開発営業部の課長を務める金田一(木村)は明るい性格で、榎本(藤ケ谷)ら後輩や同僚にも慕われている。そんな中、社長が突然亡くなり、息子の統一郎(藤木)が社長を引き継ぐことになった。ある日、金田一は機密情報漏えいの疑いで会社を追われることに。身に覚えがなく、上司の模合(中井)も疑問を持つが、何もすることができない。さらに、金田一は職だけなく、住む家も唯一の通信手段だった携帯電話までも失ってしまう。途方に暮れていた金田一の前に、幼い兄弟の貫太(前田旺志郎・11)と両太(田中奏生・6)が現れて…という展開だった。

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2012年10月23日のニュース