スーパーマンが新聞社退社 コミック最新号で、エンタメ化批判

[ 2012年10月23日 19:38 ]

 米コミックや映画でおなじみの「スーパーマン」ことクラーク・ケントが、勤務先の新聞社「デーリー・プラネット」を辞めることになった。24日発売のコミック最新号で、同僚の前で辞職する。作者のスコット・ロブデル氏がUSAトゥデー紙に明らかにした。

 スーパーマンは、1938年にコミックとして初登場。ケントはデーリー・プラネット記者として描かれてきた。辞職のシーンでは「ジャーナリズムがエンターテインメントになってしまった」と批判している。

 ロブデル氏らは今後、ケントが新聞記者より「現代的なジャーナリズムの仕事」に就き、「ありのままの真実」を発信するとの筋書きも検討しているという。(共同)

続きを表示

2012年10月23日のニュース