「AKB美術部展覧会」“実演コーナー”が人気

[ 2012年6月26日 12:00 ]

AKB48美術部展覧会でオブジェの製作を進めた片山陽加(左)と前田亜美。片山は「出来た!トンボ」と来場者に見せる

 東京・秋葉原のアトリエ「331 Arts Chiyoda」で開催中の「AKB48美術部展覧会」(7月8日まで)で、AKB48のメンバーが来場者の目の前でオブジェを制作する“実演コーナー”が人気だ。

 25日は「美術部」部長の片山陽加(22)、前田亜美(17)が登場。海に見立てたブルーシートの上に、ピンク、緑、青、金の4色の“山”が置かれたブースに入り、制作に着手した。

 片山は慣れた手つきで目の前にあった新聞紙を縦長に丸め、粘着テープでグルグル巻きに。丸みを帯びた先端部に黒い油性ペンで顔らしき線を描き「×」の形をした物体と組み合わせた。

 黙々と作業を進めること約20分。「トンボ!」。その正体を明かし、ピンクの“山”に飾ると「ひどくない?」と苦笑い。「以前、夏におばあちゃんの家へ遊びに行ったときに黒いトンボが飛んでいたので、そのイメージ」と説明した。一方、前田は新聞紙で帆船を作り「“海”を意識しました」と笑顔を浮かべた。

 このコーナーでは美術部の部員らがほぼ連日登場し、動物や乗り物のオブジェなどを飾っている。片山が壁に描いた東京ドームは8月に悲願の単独公演を行う夢舞台。そこにつながるように線路を描き、汽車のオブジェも置く構想。「AKBは東京ドームでは終わらない」という強いメッセージを込め、線路はドームよりずっと先まで続くようにするという。 

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2012年6月26日のニュース