「夢だった」五輪キャスター 山岸舞彩「選んでくれたことに感謝」

[ 2012年6月26日 15:32 ]

NHKロンドンオリンピック放送中継番組現地キャスター発表会見に出席した工藤三郎アナウンサー(左)と山岸舞彩キャスター
Photo By スポニチ

 NHKロンドンオリンピック放送中継番組現地キャスター発表会見が26日、都内の同局で行われ、工藤三郎アナウンサー(59)、山岸舞彩キャスター(25)が出席した。

 2人は会場周辺の屋外から、ロンドンの中心地から、サッカーの行われる地方都市など英国各地から中継を行う。これまでキャスターは東京のスタジオからの中継だったが、NHKは初めてロンドンの中継現場にキャスターを派遣し、総合テレビの競技中継の前後に注目選手の最新情報を現地から伝える。日本時間深夜から行われる競泳、体操、サッカーなどの中継に登場する予定。

 バルセロナ五輪から夏冬計10大会の五輪実況中継に携わってきた工藤アナは「現地から生の空気、風を伝えたい」と意欲。山岸キャスターは「スポーツキャスターを目指してから、五輪でキャスターを務めることは夢だった。私を選んでくれたことに感謝したい」と大役に抜てきされた胸中を語った。

 今月、陸上日本選手権の現地スタジオキャスターとして初共演している2人。お互いに期待するところは?との問いには「刺激を受けたい」と工藤アナ。一方、山岸キャスターは「組ませていただくのがベテランの工藤さんで何も心配してない。安心感があるといいますか、何の不安もないです」と笑顔で話した。

 山岸キャスターは「私は詳しいわけでも知識があるわけでもない。私の乏しい知識を一カ月でいかに多くするかも課題ですけど、工藤さんのご経験に頼ることになると思う」と話した上で「私にできることは全力でやる」と力を込めた。

続きを表示

この記事のフォト

2012年6月26日のニュース