みのもんた 涙で愛妻への思い吐露「早い旅立ち。とても切ない」

[ 2012年5月24日 09:19 ]

記者会見で亡くなった妻靖子さんへの思いを語るみのもんた

 タレントのみのもんた(67)が24日、TBS「みのもんたの朝ズバッ!」生放送後に同局で会見し、22日にがんのため死去した妻で、スタイリストの御法川靖子さん(享年66)への思いを語った。

 みのは前日も同番組に出演。愛妻の死については触れず、軽快な語り口で番組を進行していたが、家族をテーマにした話題ではこらえきれずに嗚咽する場面もあった。

 この日の会見では涙で声を詰まらせながら「私の妻が亡くなりました。66歳でありました」と報告し「日本の平均寿命から言えば早い、若い旅立ちでありますので、とても切ない」と心情を語ったみの。靖子さんが昨年7月、末期の皮膚がんと宣告されていたことも明かした。

 靖子さんは都内の病院で闘病を続けていたが、今年3月から通院治療に。みのは「ニューヨークに行きたい。買い物をしたい」という愛妻の希望を受け、今月7日から夫婦で毎年訪れていた米ニューヨークへ旅行した。しかし「5日目までは元気だったが、6日目の朝に鼻血が出た」ことから急きょ帰国。成田空港から病院に直行したが、小脳へも転移が見つかった。22日には家族全員でみとったという。

 「(妻として)百点満点だった」と話したみの。靖子さんが亡くなってから衣装部屋に入ると、来月までの衣装が「きれいにできていた」という。スタイリストとして最後の仕事を見たみのは「本当につらかった」。「こんなにいとしい人だったのかと今分かりました。生きてるうちに何で言えなかったのかなあ」とこらえきれず涙を見せた。

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