AKB新曲 発売日出荷200万枚!初日セールスも新記録

[ 2012年5月24日 06:00 ]

AKB48「真夏のSounds good!」CDジャケット写真 

 AKB48の新曲「真夏のSounds good!」が歴代最多の初日セールスを記録したことが23日、分かった。22日付オリコンデイリーチャートが発表され、1位で初登場。発売初日だけで117・1万枚を記録した。また、出荷枚数も過去最多の200万枚を突破。CDには第4回選抜総選挙の投票権が封入されており、初のダブルミリオンも視界に入ってきた。

 4回目を迎える総選挙を2週間後に控え、新曲が過去最高の滑り出しとなった。

 オリコンによると、初日のミリオン達成は「フライングゲット」(11年8月)「風は吹いている」(同10月)に続き、3作目。昨年の総選挙投票権封入CD「Everyday、カチューシャ」(11年5月)は初日が94万2000枚で、これを20万枚以上、上回った。ミリオンは7作連続で、通算では8作目。CD不況の時代で、人気の高さをあらためて証明した格好だ。

 また、所属レコード会社から出荷枚数が200万枚を突破したこともこの日、発表された。「風は吹いている」が発売日時点で160万枚を出荷したのが過去最高だったが、これを約40万枚上回った。総合プロデューサーの秋元康氏(56)は「AKB48は少しずつ数字を伸ばしてきた。まだまだ伸びしろがあったことがうれしい」と、さらなる飛躍に期待を寄せている。

 「真夏の…」には6月6日に東京・日本武道館で開票イベントが行われる第4回選抜総選挙の投票権が封入。絶対的エース、前田敦子(20)の卒業発表と選挙の不出馬を受けて、前田VS大島のセンター争いがなくなり、投票開始前には「例年より選挙が盛り上がっていない気がする」などとファンの間でささやかれた。

 しかし、ふたを開けてみれば出荷、セールスともに過去最高の出だしで、年々総選挙への関心が高まっていることを証明した。この結果について、イベント関係者は「選挙に対する世間の関心の高さを感じるとともに、ファンの裾野が広がっていることを感じる」と説明した。

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2012年5月24日のニュース