関係者、ファンから惜しむ声…末広亭支配人「ただ残念」

[ 2011年11月24日 06:00 ]

立川談志さん死去

ゆかりの東京・新宿の末広亭関係者や落語ファンからは名人の死を惜しむ声が上がった。

 末広亭の支配人杉田京次朗さん(58)は「誰から見ても名人。大きな存在を失った。ただ残念のひと言。他に言葉が見つからない」と肩を落とした。落語家になりたいという談志さんを、師匠になる五代目柳家小さんさんに紹介したのが、支配人を務めていた杉田さんの父親だった。

 末広亭の前社長北村幾夫さん(63)も「型破りに見えるが、実は気配りの人だった」と振り返る。地方で仕事があると、帰りの電車の中で、すぐに仕事で世話になった人に礼状を書き、東京駅のポストに投函(とうかん)していたという。

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2011年11月24日のニュース