藤田まことさんしのぶ会に黒柳徹子、東山紀之ら約600人

[ 2011年11月24日 18:47 ]

 「必殺」シリーズや「てなもんや三度笠」で親しまれ、昨年2月に76歳で死去した俳優藤田まことさんをしのぶ会が24日、東京国際フォーラムで開かれ、女優の黒柳徹子やドラマで共演した東山紀之ら約600人が参列した。

 会場には微笑する藤田さんの遺影が飾られた。黒柳は「初めて民放のドラマに出演した時、恋人役のあなたはいつもにっこりとして私を受け止めてくださいました。大人の風格のある俳優さんが消えてしまい、大きな穴があいて埋めようもない思いです」と語り掛けた。

 東山は「年齢などに関係なく、共演者やスタッフに接してくれた。男としての大きさを常に感じていました」と懐かしんだ。

 塩川正十郎元財務相や「てなもんや―」の大ファンだったという森喜朗元首相ら政界の知人も参列。会の発起人には交友のあった井戸敏三兵庫県知事らも名を連ねた。

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2011年11月24日のニュース