福山雅治、初の一人二役…老け顔にこだわり

[ 2011年2月18日 06:00 ]

ダンロップの新CMに出演する福山雅治

 俳優の福山雅治(42)が、18日から全国で放送されるダンロップの低燃費タイヤ「エナセーブ」の新CM「タイムトラベル」編に出演する。これまでドラマ、映画でも演じたことのない一人二役に挑むのが見どころだ。

 CMの舞台は100年前の日本。福山がタイムマシンに乗って100年前にタイムスリップ、自身が扮する高祖父(先祖)に会うところから始まる。2人がベンチに座り、話すのは現代の環境問題。「未来も大変だなあ」と言う高祖父に、福山は未来の発明、低燃費タイヤ「エナセーブ」を見せ「全ての車が低燃費タイヤをはけば、地球はもっと良くなると思うんです」と語りかける。

 現代が直面している車社会と環境問題の関わりをその出発点である100年前から見つめることで、責任と思いを再確認するとともに、これからの車とタイヤを変えていこうという意気込みを見せる“硬派”のストーリーだ。

 この企画が持ち込まれたとき福山は、賛同すると同時に「ならば高祖父役も一人二役でやろう」と自ら提案したという。制作の過程では、100年前の日本を再現するのに徹底的にこだわった。千葉・成田市の「房総むら」という明治期の街並みを再現した施設に、約100人のエキストラ、馬車に人力車、さらに当時実際に走っていた車までそろえ、映画並みのロケセットを組み、撮影に臨んだという。また70歳に設定された高祖父の特殊メークも、顔や髪にとどまらず手のシワなど細部にまでこだわった。

 和服姿の老紳士と現代の福山との見応えある対談が展開されている。

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2011年2月18日のニュース