のりピーを絶対離さない!高相被告“徹底抗戦”

[ 2009年12月12日 06:00 ]

スノーボードショップを任せられるも失敗を重ね、実家から勘当状態。周囲には今後「クラブDJとして全国を回りたい」と話している高相祐一被告。妻の酒井法子と別れるつもりは全くない

 元女優の酒井法子(38)=有罪確定=とともに覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪に問われ、先月27日に東京地裁で懲役2年、執行猶予4年の判決が言い渡された夫の高相祐一被告(41)が11日までに、控訴しないことを決めた。これを受け、離婚に向けての話し合いが本格的に始まるが、高相被告側は徹底抗戦の構え。酒井側は年内の“決着”を望んでいたが、越年必至の状況だ。

 検察側も控訴しないことを決定。11日が控訴期限で、12日午前0時に刑が確定。刑事事件としては幕が閉じた。
 酒井はこれまで高相被告の刑が確定するのを待っており、12日にも離婚に向けて当人たちを交えた協議が始まる。法廷でも述べたように更生には離婚が不可欠だと考えるようになっている酒井。年明けに創造学園大(群馬県高崎市)の通信授業が始まることもあり、年内での決着を希望していた。だが高相被告は「更生には家族の存在が不可欠」と主張しており、離婚に対する考えは真っ向から対立している。
 酒井は周囲に離婚するよう説得されてきたが、その中心的役割を担ってきた継母が最近になって「高相さんの両親も離婚を避けたいみたい。簡単に説得できないだろうし、越年も覚悟している」と関係者に吐露。同関係者によると、高相被告の父で「スキーショップジロー」の経営者の次郎氏が小学4年生の長男(10)に将来、店を任せたいという思いも少なからずあるという。
 高相被告はこれまで次郎氏からスノーボードショップを任せられるも失敗を重ね、実家から勘当状態。9月に保釈された際、両親が身元引受人となったが、今後は再び実家から離れる見込み。周囲には「クラブDJとして全国を回りたい」と話しているが、音楽関係者は「ギャラは足代も出ない程度」と指摘。生活できるだけの収入は見込めないのが実態だ。
 それだけに酒井との離婚は避けたく、周囲は「高相さんは離婚が成立したとしても酒井さんに依存しようとするはず」と危ぐしている。
 一方、酒井は継母や支援者らの説得で離婚の意思を一層強く固めているとされており、28日に迎える11回目の結婚記念日も夫婦水入らずの時とはならない。

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2009年12月12日のニュース