押尾被告が意味深「裁判ですべてが明かされる」

[ 2009年10月23日 06:00 ]

 麻薬取締法違反の罪で起訴された俳優押尾学被告(31)の初公判が、23日午後1時半から東京地裁425法廷で開かれる。芸能界薬物裁判の第2弾。

 起訴状によると、押尾被告は8月2日、東京・六本木のマンションで知人女性(30)と一緒に合成麻薬MDMAを服用。翌3日、警視庁麻布署に逮捕された。
 女性は服用後に死亡。警視庁は、現場に駆けつけた知人男性が119番通報するまでの「空白の3時間」について、保護責任者遺棄致死容疑などで捜査しており、押尾被告がどう言及するか注目される。
 スポニチ本紙の取材では、異変が起きてから押尾被告が最初に連絡を入れたのは当時のマネジャー。続いて友人、マネジャーの上司、知人男性と計4人が現場に駆けつけてから通報。救急隊員が急行した時、押尾被告は別のフロアの部屋へ逃げていた。
 その後、マネジャーらが麻布署に事情を聴かれている中、都内のラブホテルへ雲隠れ。薬物使用の証拠を消すため朝まで生理食塩水の点滴をしてから出頭した。
 関係者によれば、押尾被告は公判を前に「裁判で真実を話すことが(遺族への)誠意。すべてが明かされる」と話しているそうで、スーツ姿で法廷に立つという。

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2009年10月23日のニュース