マイケル遺族の弁護士が遺言書確認 追悼式典で遺体公開?

[ 2009年7月1日 09:51 ]

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 急死した米人気歌手マイケル・ジャクソンさんの遺族の弁護士は6月30日、ジャクソンさんが2002年に書いたとみられる遺言書の存在を確認したことを明らかにした。米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)などが報じた。
 一方CNNテレビは、カリフォルニア州南部にあるジャクソンさんの自宅だった「ネバーランド」で7月3日、ジャクソンさんの遺体をファンらに公開する追悼式典が検討されていると伝えた。
 遺言書の詳しい内容は分かっていないが、ジャクソンさんが母キャサリンさんを子ども3人の後見人とすることや、遺言書を保管していたとされるジャクソンさんの生前の弁護士らを遺言執行人とすることが記されているという。遺族側は本物かどうかを含めて調べている。
 ウォールストリート・ジャーナル紙は、遺言書は遺産をキャサリンさんと子どもたちに分与し、慈善事業にも充てるよう求めていると報じた。
 遺産管理に絡み、遺族側が29日に裁判所に提出した文書では遺言書はないとしていた。
 CNNによると、遺体は7月2日に、安置されているロサンゼルスから北西にあるサンタバーバラ郡のネバーランドに車で移される予定。同5日には遺族のみでの葬儀が営まれるという。(共同)

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2009年7月1日のニュース