「トウキョウソナタ」が香港の映画賞で作品賞受賞

[ 2009年3月24日 10:25 ]

 アジア映画の振興を目的に創設された第3回「アジア・フィルム・アワード」の授賞式が23日夜、香港で行われ、作品賞に黒沢清監督の「トウキョウソナタ」が選ばれた。ある家族を通して現代の日本社会を描いた同映画で黒沢監督らは脚本賞も受賞した。

 最優秀男優賞には、今年の米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」に主演した本木雅弘が輝いた。監督賞には「歩いても 歩いても」の是枝裕和監督が選ばれたほか、オリジナル音楽賞は宮崎駿監督「崖の上のポニョ」の音楽を手掛けた久石譲さんが受賞した。
 アジア・フィルム・アワードは日中韓や香港、インドなど、アジア各地で制作された映画が選考対象になっている。(共同)

続きを表示

2009年3月24日のニュース