あさみちゆき“異文化交流”で卒業写真熱唱

[ 2008年8月29日 20:16 ]

大勢のファンの前でインストアライブを開くあさみちゆき

 井の頭公園でのストリートライブから活動を始め、CDデビューして6年目。いまや多くの中高年男性に圧倒的な人気を誇る歌手・あさみちゆき(30)が29日、東京・新宿区のタワーレコード新宿店でインストアライブを行った。

 今年6月から3カ月間にわたって、新しいチャレンジの一つとして、日本全国に多くの店舗を構える大手CDショップ「タワーレコード」とのコラボレーションによるキャンペーン「タワーレコード×あさみちゆき 異文化交流計画!!」を展開。洋楽やJ-POPを主力とする同店が、初めて演歌・歌謡曲系のアーティストと組んだキャンペーンで、「タワーレコード」「演歌歌手」という異文化交流の中から双方の新しい魅力を広めていこうという趣旨でスタートし、この日が13カ所目でファイナル。

 約200人の熱狂的な中高年ファンが詰めかける中、「この異文化交流キャンペーンも今日が最終日となりましたが、全国いろんなところを回ってきて、たくさんの出会いがありました。この出会いを大切にこれからも頑張っていきたい」と笑顔であいさつし、新曲「あさがお」(詞・高田ひろお、曲・網倉一也、発売・ テイチク)をはじめ、オリジナルシングルから「井の頭線」「青春のたまり場」、第3弾アルバム「あさみのうた3~青春のたまり場~」に収録の「娘から愛をこめて」、それに松任谷由実のヒット曲「卒業写真」のカバーの全5曲を熱唱した。

 同店でキャンペーンを始める前は「洋楽やポップスのお店というイメージが強かったので、最初はどうなるんだろうかと思っていましたが、20代や30代の若い人たちもたくさん来てくださったりして新しい出会いがたくさんありました。まさに異文化交流ができて楽しかったです。音楽ジャンルの壁を超えて輪が広がり、やってよかったなと思います」と話していた。

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2008年8月29日のニュース