大谷翔平 レッズ戦第1打席は四球 一塁走者でけん制球が左太腿を直撃もその後二盗に成功

[ 2024年5月17日 11:26 ]

ナ・リーグ   ドジャース―レッズ ( 2024年5月16日    ロサンゼルス )

初回、二盗に成功したドジャース・大谷(右)とレッズの遊撃手デラクルス(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)は16日(日本時間17日)、本拠ドジャースタジアムでのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席は四球を選んで歩いた。

 初回の第1打席は変則左腕スーターとの対戦。変則フォームにタイミングを合わせづらそうにしながらもフルカウントからボール球を見極めて四球を選んだ。その後一塁走者としてスーターのけん制球が左太腿を直撃。大谷が苦悶(くもん)の表情を浮かべ、場内からはスーターにブーイングが浴びせられた。しかし、4番T・ヘルナンデスの打席の際に今季11個目の盗塁となる二盗に成功。左太腿直撃の影響を感じさせないプレーを見せた。二盗後は、注目の遊撃手デラクルスと笑顔で言葉をかわす場面も見られた。

 第2打席は元日本ハムの右腕マルティネスとの対戦。大谷が2017年まで在籍、マルティネスは2018年からと在籍期間は重ならなかったが、元日本ハム同士の対決はチェンジアップでタイミングを外され、捕邪飛に打ち取られた。0―4で迎えた6回の第3打席もマルティネスとの対戦。この打席もチェンジアップにタイミングが合わず空振り三振に倒れた。

 この日の試合は“オオタニ・ボブルヘッド・ナイト”と題して、先着4万人に大谷の首振り人形が配布された。4万個のうち1700個はビジター用のグレーのユニホーム姿という「お宝」。大谷の首振り人形配布はドジャース移籍後、初めてでもあり、「青の大谷」を求めて試合開始2時間以上も前からファンが長い列を作った。

 大谷は前カードの14日のジャイアンツ戦でリーグトップタイに立つ12号をマークした。右翼へ特大の一発も場外に飛び込む「スプラッシュヒット」にはならなかったが、15日の同戦では2安打を放って両リーグ一番乗りの今季20度目のマルチ安打。腰の張りで欠場してから復帰後は3試合で14打数7安打、1本塁打、3打点で、今季打率.364は両リーグトップと好調を維持している。

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