日大・谷端 一撃で青学大止めた!「絶対に負けたくない」涙の今季4号

[ 2024年5月17日 04:44 ]

東都大学野球第5週第2日 ( 2024年5月16日    神宮 )

<青学大・日大>8回、勝ち越しソロを放ち、笑顔の日大・谷端(撮影・木村 揚輔)
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 2回戦3試合が行われ、日大は開幕8連勝中だった首位の青学大に競り勝ち1勝1敗とした。「3番・三塁」の谷端将伍内野手(3年)が8回に決勝ソロ。2位の中大は亜大に逆転勝ちで1勝1敗とし、駒大は連勝で今季初の勝ち点を挙げた。17日の3回戦で青学大が勝ち、中大が敗れると3季連続15度目の優勝が決まる。

 日大は互いに2部だった19年秋から始まった対青学大の連敗を16で止めた。同点の8回先頭でリーグトップに立つ今季4号を右中間へ運んだ谷端は「絶対に負けたくないと思っていたのでうれしい」と試合後は思わず涙があふれた。

 8回から最速150キロ右腕・鈴木が登板。「差し込まれないことだけ考えた」。2球目の直球を迷わず振り抜くと、風にも乗った打球はぐんぐん伸びスタンドまで届いた。

 3位タイにつけ、他力ではあるが優勝の可能性も残す。谷端は「自分が先頭に立って引っ張って残り全部勝ちます」と、主軸の覚悟を示した。

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