日本ハム孫易磊が実戦デビューで陽岱鋼斬り―「全部真っすぐでいった」と152キロで一ゴロ

[ 2024年4月19日 17:20 ]

<イースタン 日本ハム・アルビレックス>先発し1回を無失点に抑える孫(撮影・沢田 明徳)
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 昨年のU―18台湾代表のエースで、日本ハムの育成選手・孫易磊(スン・イーレイ)投手が19日、イースタン・リーグのオイシックス戦(鎌ケ谷)で先発で実戦初登板を飾った。

 初回、いきなり故郷・台湾の大先輩となる陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)と対戦し、「一番自信があるのは真っすぐ。打たれてもいいので全部真っすぐでいった」と真っ向勝負に挑んだ。初球は152キロの直球でファウルとし、2ボール2ストライクからの152キロで一ゴロに打ち取った。

 注目のプロデビューは1イニングで、元阪神の高山には四球を許したが、打者4人に対し、無安打投球だった。直球の最速は152キロを計測した。

 試合後の孫易磊は、球場で日本ハムでもプレーした陽岱鋼にあいさつも行った。「先は長いのでケガしないように。たくさん勉強することもあるので、一歩ずつしっかりとやっていこう」と貴重なアドバイスを受けていた。

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