高校野球 今夏甲子園から午前・夕方の2部制導入 これまでの主な選手の負担軽減策

[ 2024年4月19日 19:29 ]

甲子園球場
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 日本高校野球連盟連は19日、大阪市内で選手権大会の第2回運営委員会を開き、今夏の第106回全国高校野球選手権大会で「午前の部」と「夕方の部」に試合を分ける2部制の導入を発表した。

 高校野球の主な選手の負担軽減策

 ★タイブレーク 18年選抜から延長13回で導入。23年春からは延長10回から採用に。
 ★白スパイク 熱中症対策の一環として、20年3月からスパイクの色を黒のみから、白の使用を解禁した。
 ★球数制限 20年選抜から採用。投手が1週間に投げられる総球数を500球以内と定めた。
 ★甲子園の銀傘拡張 甲子園球場の「銀傘」を一、三塁側ともアルプス席まで拡張する構想で25年オフに着工見込み。高校野球開催時の熱中症対策などが目的。
 ★クーリングタイム 昨夏の甲子園大会から、5回終了時に選手の体の冷却や水分補給などを目的とした10分間の「クーリングタイム」が導入された。
 ★地方大会決勝の午前開催増加 今夏の山形大会で、同大会では平成以降初めて決勝の午前開催が決定するなど、昼の時間帯の決勝開始が減少。

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