MLB 最新の打者パワーランキングは1位ベッツ、2位ソト、3位トラウト… 前回7位の大谷翔平は?

[ 2024年4月19日 09:10 ]

ドジャースの(右から)大谷、フリーマン、ベッツ
Photo By スポニチ

 大リーグ公式サイトが今季2度目の打者のパワーランキングを発表。1位はドジャースのムーキー・ベッツで前回に続く1位。16日のナショナルズ戦で1試合5安打をマークするなど勢いは止まらない。

 17日(日本時間18日)終了時点でOPS(出塁率+長打率)は1・137でアストロズのホセ・アルテューベと並んで全体1位、31安打も大谷翔平、アルテューベと並んで1位、6本塁打は4位タイ、16四球は2位タイ、18打点は4位タイである。キャリアで初めて正遊撃手にチャレンジしながらの数字。WARもトップだ。同サイトはムーキーのような選手は他にはいないと絶賛している。

 2位はヤンキースのファン・ソトでこれも前回同様2位。打率・352、出塁率・478、長打率・577とニューヨークのファンの期待通りの働きをしている。毎年のことだが三振数(11)よりも四球数(18)の方が多い。3位は復活の兆しを見せるエンゼルスのマイク・トラウト。前回の10位から躍進した。8本塁打は1位タイ、5盗塁は10位タイだ。32歳の今シーズン、最後にMVPに輝いた19年のような活躍が期待されている。通算400号本塁打まであと24本という目標もある。

 4位はドジャースの大谷。前回の7位から上昇した。二塁打10本は全体1位、31安打は1位タイ。xwOBA(Expected Weighted On-Base Average)は、打者の打球の質、三振率、四球率などを考慮して、打者の期待されるwOBAを計算するもの。wOBAとは打者の攻撃力を総合的に評価する指標で、0・300未満の場合は平均以下の攻撃能力を示し、0・400を超える場合は優れた能力を示す。大谷のxwOBAはここまで・477で全体4位、wOBAの・443(9位)よりも高い数字になっている。

 5位はロイヤルズのボビー・ウィット。23歳の遊撃手はメジャー3年目で年々成績を上げている。今季は打率・321,出塁率・369、長打率・628。ハードヒット率、バレル率も高く、二塁打6本、三塁打3本、本塁打4本と長打で貢献している。スプリントスピードでもエリートレベルだ。遊撃手で守備の貢献度も高く、WARは1・6でベッツに次ぐ全体2位に入っている。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月19日のニュース