日本ハム・栗山英樹CBO「こっちに来てどう思っているのかとか…」レイズ上沢と野球談議

[ 2024年3月8日 09:24 ]

上沢(右)と記念撮影に収まる栗山CBO(提供写真)
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 大リーグ球団の視察のために米国に滞在している日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO=62)が7日(日本時間8日)、フロリダ州ポートシャーロットで行われたレイズ対フィリーズのオープン戦でレイズのユニフォームを着てベンチ入り。久々にユニホームに袖を通し、「やっぱり野球の持っているドキドキ感、面白さ、難しさ、いろんな人の思いっていうのが本当に、オープン戦はオープン戦でいろんな思いがあるので、やっぱり素敵な場所です」と感激の表情だった。

 試合中は通訳を介し、レイズのキャッシュ監督と言葉を交わし続けた。その際はレイズ独特のデータの使い方を学んでいたとのことで、「(監督が)決断を迷うケース(がある)。そういったものを数値にできたりもする。その使い方、取り入れ方、考え方、そういうものを誰が監督でも与えてあげられるような環境を作りたいなと思います」と目を輝かせていた。

 終盤イニングには日本ハム時代は監督、選手という間柄だった上沢直之投手もベンチ入り。2人はしばらく立ち話をし、栗山CBOは「こっちにきて本当にどう思っているのか、監督をどう思っているのかとかといった話をしていた。なかなか選手、監督だとああいう話もしづらいんだけど」とまた笑顔。上沢も「久しぶりに会えてうれしかったですし、野球の話とかできていい時間でした」と楽しんだ様子だった。

 試合はレイズが接戦を制し、3-2で勝利。終了後、栗山CBO、上沢も選手、スタッフとハイタッチを交わし、満足そうにフィールドを後にした。(フロリダ州ポートシャーロット・杉浦 大介通信員)

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