オリックス・輝星「まだ納得できる投球ではない」 1回3者凡退も口にした課題とは

[ 2024年3月8日 19:42 ]

オープン戦   オリックス3ー0巨人 ( 2024年3月8日    京セラD )

<オ・巨>9回から登板するオリックス・吉田(撮影・後藤 正志)
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 日本ハムから昨オフにトレードで加入したオリックス・吉田が、オープン戦初登板で1回無失点。3点リードの9回から5番手として登板して3者凡退の内容にも、「やってきていることが少しずつ形になってきたかなとは思いますけど、まだ全然ダメ。まだ納得できる投球ではない」と苦笑いで振り返った。

 この日の最速は148キロ。吉田が課題に挙げたのは練習と実戦との球速差だ。

 「ピッチング練習で150キロとか出だしているので。試合にいったらパフォーマンスも上がる方なので、そこで球速があまり変わらないということは、ちょっと何かロスが起きていると思う」。中嶋監督ら首脳陣からの指導も受け、キャンプから投球フォームにおける体重移動の課題に取り組み続けており「やってきたことをもっと続けてやっていかないといけない」と口にした。

 最後の打者・門脇を今春の実戦では初解禁したフォークで空振り三振に仕留めるなど、収穫もあった。中嶋監督も「良くもあれば悪いこともあると思いますけど、今日はいい方。腕の振りから非常に良かった」と評価。新天地で戦力となるために、吉田は「感覚をつかみつつ、アピールもしなきゃいけない。ゼロで抑えていく中で、行動ができれば」と先を見据えた。

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