15年ぶり復活の社会人野球・日産自動車九州が新体制会見 植山監督「全員の力を結集してドームを目指す」

[ 2024年2月19日 21:32 ]

日産自動車九州の植山監督(左から3人目)と選手、スタッフら(撮影・杉浦 友樹)
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 社会人野球の日産自動車九州が今年から企業チームとして活動を再開するにあたって19日、福岡県苅田町の本社で新体制とユニホームを発表した。

 都市対抗6度、日本選手権に9度出場した名門は、日産自動車の経営合理化の影響で09年限りで休部。クラブチームの苅田ビクトリーズとして活動していたが、15年ぶりの復活に植山文彦監督は「もう無理かなと思うときもあった。うれしさのあまりなしてしまったのもある」と明かす。「全員の力を結集してドームを目指す」と決意を語った。すでに再開した全体練習はクラブ時代は週1回だったが、週6回に増えるなど、密度濃く取り組めているという。指揮官は「今までにない成長を感じ取っている」と手応えをにじませた。

 ユニホームは日産自動車のブランドカラー・赤、白、黒が袖などにあしらわれているトリコロールを採用。ホームは白、ビジターはグレーで中央に黒字で「NISSAN」とプリントされている。3月には初の公式戦に臨む。

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