支配下復帰を目指すオリックス・椋木が今春初ブルペン 侍・井端監督も「いいボール投げるなと思ったら…」

[ 2024年2月7日 04:50 ]

オリックス・椋木
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 オリックスの育成・椋木蓮投手(24)が7日、宮崎・清武で行われている春季キャンプで今年初のブルペン投球を行った。

 「今年初ブルペンで、コントロールはバラバラでしたけど、強い球は投げられた」

 この日キャンプ地を視察に訪れていた侍ジャパンの井端監督からも、ブルペンで目についた投手として「ちょっと遠目で見ていて、(投げている)人数も多いし、いいボール投げるなと思ったら椋木投手だったりとか」と名を挙げられ、「(捕手の)後ろにいるのは分かっていたけど、眼中にもないやろうなと思っていた。すごく自分の中でもうれしい」とはにかんだ。

 21年ドラフト1位でオリックスに入団し、ルーキーイヤーはプロ2戦目で9回2死までノーヒットノーランを継続するなど4登板で2勝1敗、防御率1・02を記録。だが、シーズン終盤に右肘のトミー・ジョン手術を受け、同オフに育成契約へと切り替わった。23年のみやざきフェニックス・リーグで実戦復帰を果たし、今年は支配下復帰を目指す年。「焦りすぎず、実戦が決まっているのでそこに向けて、一発目の実戦から結果を残せたらいいなと」。再び1軍で衝撃をもたらす快投を披露するため、キャンプ中からのアピールを期した。(阪井 日向)

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