イチロー氏 来年日米W殿堂入り確実 日本では史上初の満票の期待も

[ 2024年1月19日 05:30 ]

イチロー氏
Photo By スポニチ

 野球殿堂博物館は18日、今年の殿堂入りを発表。競技者表彰のプレーヤー部門で広島とドジャース、ヤンキースで日米通算203勝の黒田博樹氏(48)、大洋・横浜(現DeNA)、中日での27年間の現役生活でプロ野球史上最多の3021試合出場を果たした元中日監督の谷繁元信氏(53)が選ばれた。

 来年は「超大物」が殿堂入り候補になる。マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(50)だ。18年の松井秀喜氏、金本知憲氏以来、史上7人目の候補初年度での殿堂入りは確実。競技者表彰で最も得票率が高かったのは60年スタルヒンの97.3%で、イチロー氏は史上初の満票の可能性もある。

 オリックス時代に7年連続首位打者。マ軍では01年に首位打者、新人王、MVPを受賞した。04年は大リーグ新記録のシーズン262安打。日米通算4367安打はピート・ローズの大リーグ最多4256安打を上回る。

 来年は米国の野球殿堂でも候補入り予定でこちらも「当確」。日米で栄誉に輝くことが確実だ。

 通算2132安打の巨人・阿部慎之助監督(44)、元巨人、レッドソックスなどの上原浩治氏(48)も候補入りする。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年1月19日のニュース