楽天、塩釜市とパートナー協定締結 野球教室では銀次アンバサダーが「大谷寄贈グラブ」つけた小学生指導

[ 2024年1月19日 14:02 ]

楽天銀次アンバサダーと大谷寄贈グラブをつけてキャッチボールする杉の入小の生徒
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 楽天と塩釜市は19日、スポーツ振興と青少年の健全な育成を目的としたスポーツ交流活動などに関するパートナー協定の締結式を行った。

 楽天の森井誠之球団社長(49)と塩釜市の佐藤光樹市長(56)が会場となった同市立杉の入小体育館内で提携書にサイン。6年生約90人が見守る中での“儀式”に、森井社長は「普段と全然違う雰囲気があって…。子供たちのためにしっかりやらなきゃと気を引き締まる思いです」と話した。今後は野球教室やチアリーティングの派遣などで交流を深めていく。

 同締結式は本来、昨年11月29日に行う予定だったが、安楽智大投手(27)のパワハラ問題で延期となっていた。森井社長は「子どもに夢を与えるのがスポーツだと思っているので、そこをきちんと反省した上で新たな気持ちで臨んでいきます」と約2カ月遅れの理由を説明した。

 続いて昨季限りで引退し球団アンバサダーに就任した銀次さん(35)が、子供たちとキャッチボールやトス打撃などで触れあった。“東北を盛り上げる”をテーマに活動を始めた銀次さんは就任後、初めて少年少女と時間を共有し、笑顔が絶えなかった。

 トークコーナーでは自身が盛岡中央高時代、毎日欠かさず練習し、プロの第一線で18年活躍したことを例に上げ「コツコツとやることが大事なわけで、そこを意識しながらこの先を歩んでほしい。強い意志を持って続けるのが大事で、野球以外のスポーツでも一流になってほしい」と力説した。

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