最多セーブの阪神・岩崎 10年目初タイトル「光栄に思います」、新たな目標は球団7人目500試合登板

[ 2023年11月29日 05:15 ]

最多セーブ投手賞を受賞した阪神・岩崎(左)(撮影・尾崎 有希)
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 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2023 supported by リポビタンD」が28日、都内で行われ、35セーブを挙げて10年目で初タイトルの最多セーブを獲得した阪神・岩崎は充実感を漂わせ、新たな目標も静かに見据えた。

 「年数はあまり気にしていないですけど、(個人タイトルは)1回ぐらいどこかで獲れたらなと、入団した時からあったので良かった。誰でも来られるところじゃないので光栄に思います」

 各球団のタイトルホルダーが集結する特別な場で表情を引き締めるとともに、リーグ優勝、日本一を達成した実感もこみ上げた。

 「(球団納会があった)昨日、監督が“余韻に浸っていい”みたいなことを言っていたので浸りたいと思う」

 既に来季へ向けて始動している左腕は通算443試合登板。球団史上7人目となる500試合登板へ残り57に迫っており、60試合に投げた今季と同じペースなら来季中に達成する。

 「一試合、一試合の積み重ねなので、いずれはいくでしょうけど」。気負うことなく、チームの勝利に貢献した先に金字塔が待つ。(遠藤 礼)

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