オリックス茶野が年俸2100万円で更改　1600万円増に笑顔「だいぶ上がりました」

＜オリックス契約更改＞契約更改を終え会見する茶野（撮影・後藤　正志）
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　オリックスの茶野篤政外野手（24）が29日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み1600万円増の年俸2100万円（推定）でサインした。大幅アップに「だいぶ上がりました。思っていたよりも」と笑顔を見せた。

　昨年の育成ドラフト4位で入団した茶野は開幕前に支配下登録となり、育成ドラフト入団の新人では史上初となる開幕スタメンを勝ち取った。

　4月9日の日本ハム戦ではプロ入り初の猛打賞をマークして、パ・リーグの打率トップにも立った。6月1日の広島戦ではプロ初本塁打となる満塁弾も放つなど活躍した。

　ただ、調子を落としたシーズン終盤は2軍で過ごし、ポストシーズンもメンバーから外れるなど課題も残った。来季へ向け「1試合でも多く出て、1本でも多くヒットを打てれば。理想はフルイニング出場。そこまでいかなくても1打席1打席必死に頑張ってきたい」」と巻き返しを誓った。