松坂大輔氏「飛んでくるなって思ってた?」 甲子園決勝ノーノ―の瞬間、小池正晃氏が考えていた本音は

[ 2023年11月29日 18:21 ]

松坂大輔氏
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 スポニチ本紙評論家で、日米通算170勝を挙げた“平成の怪物”松坂大輔氏(43)が、29日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。横浜高校の同級生でもあるDeNA・小池正晃外野守備走塁コーチが登場し、思い出の多い横浜スタジアムでキャッチボールをしながら昔話で盛り上がった。

 2人は98年に春夏甲子園連覇を達成。松坂氏は夏の決勝・京都成章戦では、59年ぶり史上2人目となる決勝戦でのノーヒットノーランを達成した。主に1番右翼手として活躍した小池コーチも、歓喜の輪をつくった。

 小池コーチは「(相手打者が)大輔の球を引っ張れる感じも無いから」と、打球を予測し、右翼線寄りに守るなど、ポジショニングはしやすかったと明かす。

 そして決勝戦の際「どんな気持ちで守っていたか。最後のシーン」が話題となると、松坂氏が「飛んでくるなって思ってた?」と質問。小池コーチは「全然、思ってない」と即答し、「飛んでこないと思っていたから。そもそも」と当時の胸中を明かした。

 さらに同コーチは「最後はどうせ三振で終わるだろう、と。三振で締めたいだろうと(松坂氏が)思っているから」と平成の怪物の心中を想像し、「だから、こう振りかぶって、投げに行く時にはもう走っているくらいだった」と振り返ると、松坂氏も大笑い。「あの輪に遅れちゃいけないというのがあるから」と、右翼から走ってマウンドに向かうことを先に考えていたという。

 松坂氏が「追い込んで、最後のスライダーを投げる前に?」と尋ねると、同コーチは「そう、走り始めているから」ときっぱり口にして、松坂氏も笑いが止まらなかった。

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