阪神・岡田監督「バッティングよりアレンパが一番良かった」と優勝祝賀会で佐藤輝のワードセンスを絶賛

[ 2023年11月29日 17:50 ]

阪神優勝祝賀会であいさつする岡田監督(中央)(撮影・須田 麻祐子)
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 38年ぶりの日本一、18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神の優勝祝賀会が29日、大阪市内で行われ、各界から多数の関係者が参加した。あいさつに立った岡田彰布監督(66)は、来季に向けた合い言葉「アレンパ」を造語した佐藤輝のセンスを絶賛し、会場を沸かせた。

 「佐藤が言ったアレンパ。びっくりしました。今年一番(の仕事)本当に良かった。バッティングより良かった。(そういうことが)できるんだと思った」

 絶賛された佐藤輝も壇上で頭をペコリ。選手にも笑顔が浮かんでいた。

 岡田監督は「就任1年目から期待が高かったんですが、監督代わって1年目から優勝できるかい、と心の中では思っていた。マイナスから打たれること、打てないことを考えていった。不安7、期待3での開幕だったけど、不安は6、5、4と減り、期待は上がった。9月には見違えるくらい強いチームになった。ベンチで座っているだけだった。日本シリーズはしんどかったですけど」とシーズンを振り返った。

 さらに連覇のかかる来季に向け「若い選手も多く、もっと上の数字、タイトルも狙える選手が多い。もっともっと強いチームを作っていきたい。オフも勝ったおかげで忙しい。1年後にまたこういう会をしたい」と連覇と常勝軍団化を宣言した。

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