オリックスへ移籍する広島・西川　ファン感で古巣に別れ　新井監督「僕も彼のあいさつにグッときた」

感謝デーで広島・新井監督（左）にうながされ、あいさつする西川（中央）（撮影・奥　調）
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　オリックスへのFA移籍が決まった広島・西川がマツダスタジアムで広島のファン感謝デーに参加した。最後の赤いユニホーム姿で「FA権を獲れる選手になれたのも球団やファンの皆さんの応援のおかげ。来季は日本シリーズでカープと戦いたい」とあいさつ。新入団から8年間を過ごした古巣に別れを告げた。

　ファンとハイタッチするイベントでは「オリックスに行っても頑張って」「いつか広島に帰って来て」などの温かい声。新井監督は「ファンの方も、龍馬の声を聞きたかったと思う。律義で昔かたぎの男。僕も彼のあいさつにグッときた」と振り返った。古巣のファンに感謝を伝える場で逆に温かく送り出され、「率直に寂しい。だから今日はかみしめてきた。向こうでも頑張ろうと思った」と決意を新たにした。