元阪神・井川慶氏 今年の岡田監督は「セオリー通り。投手は投げやすい環境」シリーズ注目選手も挙げる

[ 2023年11月2日 11:50 ]

井川慶氏
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 元阪神のエースで、ヤンキース、オリックスでもプレーした井川慶氏(44)が1日放送のMBS「あれみた?」(月~水曜後11・56)に出演。今年の日本シリーズを戦っている阪神とオリックスについて語った。

 井川氏は1997年にドラフト2位で阪神に入団しその後エースとして活躍。2003年、05年のリーグ優勝にも貢献した。06年にメジャー挑戦を表明し、米大リーグのヤンキースに入団。12年にはオリックス入りし、15年に戦力外通告を受けて退団した後は独立リーグ・兵庫ブルーサンダーズでもプレーしたが、17年に契約満了で退団した。現在も「気が向いたら、もう1年ぐらいやりたいなと思って。まあ辞めてはいないんで」と現役復帰を目指し、トレーニングを続けている。

 この日はお笑いコンビ「藤崎マーケット」の取材を受け、今年の阪神とオリックスについて問われると、阪神については「やっぱり選手もちょっと力があって強かったんで、まあうまくいけば優勝するなと思ったですけど」とコメント。

 オリックスについては「3連覇っていうことで。自分がいた時はなかなか競り負けてたんで、なんか急に変わりましたね。びっくりしました」と驚きを口にした。どうしてこんなに強くなったのかと聞かれると、「選手の質も上がってますけど、中嶋監督がうまくやられてるとは思いますよね」と分析した。

 また自身が阪神、オリックス時代にも監督を務めていた阪神・岡田監督については「まあセオリー通りと言うか。ピッチャーは投げやすい環境で投げさせてもらってるなという感じはしますよね」との印象を語った。藤崎マーケットの田崎佑一が「岡田監督はその時からも“アレ”ってずっと言ってはったんですか」と尋ねると、井川氏は「“アレ”は確かに多いかもしんないですね」と苦笑した。

 さらに注目の選手を聞かれると、「タイガースはやっぱりピッチャー陣強いんで、村上選手とかがどれだけできるかっていうのは楽しみですよね。日本シリーズ」と明言。井川氏の現役時代との違いを問われると、「最短で自分のいいピッチャー像を目指してる面があるんで、無駄なことをやってないと思いますよね。なのでレベルは上がってますよね」と語った。
 

 

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