【ラミレス氏×工藤公康氏】2017年日本シリーズ監督対談…工藤氏明かす「短期決戦の内角攻めの重要性」

対談したラミレス氏（右）と工藤氏
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　元DeNA監督のアレックス・ラミレス氏が自身のYouTube「ラミちゃんねる」を更新。日本一に5度輝いた元ソフトバンク監督の工藤公康氏（60）と2017年の日本シリーズを振り返った。

　DeNA打線に徹底的な内角攻めを指示。ソフトバンクは4勝2敗で日本一に輝いた。

　日本シリーズで内角を攻める理由を工藤氏が解説した。

　「短期決戦で打たれ始めたらキャッチャーのメンタルを考えるとピンチになればなるほどアウトコースにいってしまう」と切り出した。

　最初にうちに内角を意識させることでキャッチャーの心理が変わり、ピッチャーの心理も変わり、守る側も変わってくる。

　工藤氏は「バッテリーが不安に陥るとチーム全体が不安に陥って勝つことが難しくなる」と説明。内角攻めは「簡単にできることではないが、できれば自分たちのペースで野球ができる」と説明した。