【ラミレス氏×工藤公康氏】2017年日本シリーズ監督対談…工藤氏「一番苦しいシリーズだった」

[ 2023年10月23日 20:54 ]

対談したラミレス氏(右)と工藤氏
Photo By 提供写真

 元DeNA監督のアレックス・ラミレス氏が自身のYouTube「ラミちゃんねる」を更新。日本一に5度輝いた元ソフトバンク監督の工藤公康氏(60)と2017年の日本シリーズを振り返った。

 ロペス、筒香、宮崎を擁した強力なDeNA打線に対して、工藤氏は厳しい内角攻めをバッテリーに求めた。

 「主要バッターのインサイドにいつもより多めに投げて。いつも1球だったら2球。2球いくようなバッターなら3球いきなさいと指示した」

 それもベルト付近から肩口までの厳しいコースを攻めて「必ず振らせて空振りを取るか、凡打に取る要望を出した」と明かした。

 ラミレス氏はこの内角攻めに対してロペスらに「イチ、二、ブン!」で引っ張るように指示した。

 3連勝から2連敗を喫した工藤氏は「長くやったら確実にやられる」と危機感を持った。

 結局、第6戦の延長11回にサヨナラ勝ちして日本一に輝いたが、工藤氏は「日本シリーズで一番苦しかった」と振り返った。

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