【ラミレス氏×工藤公康氏】2017年日本シリーズ監督対談…工藤氏「DeNA打線をどう抑えるかに集中」

対談したラミレス氏（右）と工藤氏
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　元DeNA監督のアレックス・ラミレス氏が自身のYouTube「ラミちゃんねる」を更新。日本一に5度輝いた元ソフトバンク監督の工藤公康氏（60）と2017年の日本シリーズを振り返った。

　セ・リーグ3位からCSを勝ち上がり、19年ぶりの日本シリーズに駒を進めたDeNA。工藤監督はどう見ていたのだろう。

　工藤氏は「ホークスは優勝して日本シリーズまで間が空いていた。広島、DeNA両チームのデータは作って貰っていたが、自分たちのコンディショニングの方が優先だった」と当時を振り返った。

　ラミレス氏は「ソフトバンク打線は左投手を苦手にしていたので、先発に左投手を並べた」と6戦中4戦で左投手を先発起用したと明かした。

　対する工藤氏は「そんなに対戦のない投手から大量点は取れない」という前提で、「むしろDeNAの打線をどう抑えるかにフォーカスしていた」と明かした。

　工藤氏は日本シリーズで一貫してバッテリーに求めたのが内角攻めだったという。