阪神ドラ1はあの投手やろ! 下柳剛氏がドラフト戦略考察「そうそう出てこん」「抑えでも使えるかも」

[ 2023年10月23日 19:27 ]

下柳剛氏
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 元阪神でプロ野球解説者の下柳剛氏(55)が23日、自身のYouTubeチャンネルを更新。古巣・阪神のドラフト戦略を考察した。

 戦力補強の話題になった際、下柳氏は阪神について「完全に(メンバーが)固定になった」「空いているのはレフトぐらいしかない」と語り、今年のドラフト補強については「即戦力の投手と高校生の内外野獲るぐらいじゃないかな」と話した。

 その中で真っ先に名前を挙げたのが東洋大・細野晴希投手だ。下柳氏は「この子、めっちゃ速いらしい。(150キロ台)中盤出ていたと言っていたもんな」と、関係者から自らも取材した最速158キロ左腕を絶賛。今年は大学生の投手が豊作と言われる年だが「これは(阪神が)獲りにいくんじゃないかな。間違いなくドラ1」と能力を評した。

 チームとしては捕手、内野手、外野手も2枠まではほぼ固定。「タイガース的に即戦力として獲るとしたら、今空いているところはレフトしかないわけやから、レフトの右の大物打ちの社会人か大学生」と推測。外国人選手の編成も同時に考えながらになるが「その即戦力と、あとは投手一人ぐらい即戦力として考えて。他は高卒で育てていく形の選手を多く獲るのでは」と球団のプランなども予想した。

 結論として、阪神は「空振りの取れる抑え候補の投手と、大きいのを打てる外野手」がドラフトの2大補強ポイントを推測し「ドラ1は細野くん。150中盤出る左投手ってそうそう出てこんと思うから。ドラフト1位で阪神、指名しましょう!抑えでも使えるかもしれない」と太鼓判を押した。

 細野は今ドラフトの投手では、もちろんピカイチの評価。下柳氏は「絶対、重複するやろうから。代理で引きに行こうか(笑)。外したらえらいことやから、やめときますわ」とジョークもまじえて笑顔を見せた。そのうえで「阪神のドラ1、ドラ2は活躍している。金もっちゃん、矢野ちゃん。2人のドラフトに対する考えが見事にはまった」と、近年の金本監督、矢野監督時代に獲ったドラフト上位選手がチームにフィットしていると話していた。

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