堀内恒夫さんが私見 巨人監督は「生え抜きじゃなくても」「問題ありとファンのみなさんが思っている」

[ 2023年10月23日 21:36 ]

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球評論家の堀内恒夫さん(75)が23日、自身のブログを更新。古巣・巨人の監督人選について「俺は、生え抜きじゃなくてもいいと思うよ」と私見をつづった。

 この日のブログでは、同学年で中日OBの谷沢健一さん(76)とともに谷沢さんの母校・早大のオープンカレッジで講師を務めてきたことを報告。「生徒さんの顔ぶれが非常に話しやすい年代でね(笑)V9時代や一昔前の選手の名前を『この選手は知っているかな?』なんて気にせず話せたのは久しぶりだね(笑)」とまずは楽しんだ様子をつづった。

 そして、その講義のなかである受講者から「巨人の監督は生え抜きじゃなく外からの人でもいいんじゃないか、堀内さんは、どう思うか」といった内容の質問を受けたという。

 これに「俺は、生え抜きじゃなくてもいいと思うよ」とした堀内さん。「ただ、巨人という球団は昔ほどではないとは言えまだまだ特殊だから監督ともなれば相当な重圧がかかってくると思う。それをわかって引き受けてくれる方ならばいいんじゃないかとね」と続けた。

 その一方で、「でもさ、このような質問が出てくるってことは生え抜きだけでは問題ありとファンのみなさんが思っているってことだよね。そこは、OBとして元監督経験者としてしっかり受けとめないといけないね」ともつづっている。

 今季の巨人は同一監督では史上初となる2年連続Bクラスに終わり、通算17年間にわたって指揮を執った原辰徳前監督(65)が退任。後任には今季ヘッド兼バッテリーコーチを務めていた阿部慎之助新監督(44)が就任したが、ともに現役時代を巨人ひと筋で過ごした元4番という共通点がある。

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