楽天2年ぶりのCS進出ならず…本拠最終決戦で零敗4位終戦　拙攻続き力投の則本援護できず

パ・リーグ   楽天0－5ロッテ （ 2023年10月10日    楽天モバイル ）

＜楽・ロ＞ベンチの石井監督（撮影・白鳥　佳樹）
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　楽天は10日、本拠（楽天モバイル）でロッテと対戦。勝ったチームがクライマックスシリーズ（CS）出場を決める今季最終戦で、走者を出しながらも拙攻が続き0－5で敗戦。4位に終わり、2年ぶりのCS進出はならなかった。

　絶対に負けられない一戦。先にチャンスをつくったのは楽天だった。初回、2番村林の安打から島内の四球、続く浅村が失策を呼びいきなり1死満塁。しかし岡島がショートへの併殺打に倒れ、得点できない。

　その後も6回まで毎回走者を出しながら3併殺を含む拙攻で終始得点を奪えず、序盤から力投を続ける則本を援護することができなかった。

　9回には最多セーブのタイトルを確定させている守護神の松井裕を投入する意地を見せたが、ロッテ相手に零敗を喫し、今季最終戦の黒星に涙をのんだ。

　この試合でレギュラーシーズンの143試合が終了。最終戦で2位・ロッテ、3位・ソフトバンク、4位・楽天の順位が確定した。3位と最大10差からの大逆転CSを狙った楽天だったが、あと一歩及ばず。2023年シーズンが幕を閉じた。