【パ打者タイトル】オリ・頓宮が初の首位打者 本塁打王は両リーグ初の3人 ソフトB・近藤は“3冠”

[ 2023年10月10日 21:47 ]

(左から)オリックス・頓宮、楽天・浅村、ロッテのポランコ、ソフトバンク・近藤
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 パ・リーグは、10日の楽天―ロッテ戦で、全日程が終了した。これにより各部門のタイトルも確定した。

 打者部門ではオリックス・頓宮裕真捕手(26)が、入団5年目で自身初タイトルとなる首位打者を獲得した。頓宮は「左第4中足骨疲労骨折」で現在はリハビリ中。完治までは約8週間の見込みで今季中の復帰は極めて難しいが、うれしいタイトルとなった。また、打率.307での獲得は、1976年吉岡悟(太平洋).309を下回り、2リーグ制以降では、パ・リーグ最低打率での獲得となった。

 最後まで激戦だった本塁打王は、ソフトバンク・近藤健介外野手(30)、楽天・浅村栄斗内野手(32)、ロッテ、グレゴリー・ポランコ外野手(32)が、2リーグ制以降では初となる3人で並んだまま終了し、タイトルを分け合った。本塁打王は近藤は初で、浅村は20年以来、2度目。またポランコも巨人から移籍し初タイトルとなった。

 打点王はソフトバンク・近藤健介外野手(30)が87打点で初の獲得。最高出塁率も.431で近藤が20年以来、3度目の獲得。2位のオリックス・森が.385で大差を付けての獲得となった。

 最多安打は、ソフトバンク・柳田悠岐外野手(34)が、20年以来、2度目の獲得。

 最多盗塁は楽天・小深田大翔内野手(28)、ソフトバンク・周東佑京内野手(27)が「36」で並んだまま終了。小深田は初タイトル、周東は20年以来の盗塁王となった。

 以下、各タイトルの上位3選手。

 【打 率】
1 頓 宮(オ).307
2 近 藤(ソ).303
3 柳 田(ソ).299

 【本塁打】
1 近 藤(ソ)26
1 浅 村(楽)26
1 ポランコ(ロ)26

 【打 点】
1 近 藤(ソ)87
2 柳 田(ソ)85
3 浅 村(楽)78

 【最高出塁率】
1 近 藤(ソ).431
2  森 (オ).385
3 頓 宮(オ).3777

 【最多安打】
1 柳 田(ソ)163
2 近 藤(ソ)149
3 浅 村(楽)143

 【最多盗塁】
1 小深田(楽)36
1 周 東(ソ)36
3 外 崎(西)26

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